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1.インプラントとは?
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歯並びをキレイに見せたり、治療目的で利用されるインプラント。最近では、野球選手をはじめ、芸能人など人目に触れる機会のある職業の方を中心にインプラントを利用する人が増加しているため、中には耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ただ、具体的な施術料金やメリットとデメリットについては理解が乏しい方も少なくない状況であり、インプラントという言葉のみの認知度が高い傾向にあります。
そこで今回はインプラントとはどういうものなのか?についてご紹介します。1.インプラントって何?
インプラントとは、人工的な素材や部品を体に入れることの総称となります。 歯科で用いられるインプラントでは、欠損し永久歯を失った方が、欠損箇所に人工の歯を装着することを指します。体に取り入れるものにするため、自分の体質に馴染みやすい材料を使用する必要があります。
本来であれば人口の歯を装着するための治療法として利用されるものであり、美容目的で選択されるようになったのはここ最近の話となっています。2.インプラントのメリットは?
人工的な歯を装着する事で既存の健康な歯に影響が少ないため、気になる箇所にだけ治療を施すことが可能となります。一部分だけ銀歯で笑うときに人目が気になっていたいた方や不意な怪我などで前歯が欠けてしまった人でも、自分の歯に近い輝きの白い歯で自然な見た目になるインプラントでは、人目を気にすることなく食事や会話を楽しめるなどのメリットが挙げられます。
歯のことで悩んでいる方にはインプラントを一度検討してみるのも良いでしょう。3.インプラントのデメリットは?
原則として保険適用外となるため、治療費は自己負担となってしまう場合が多いことが挙げられます。まとまった金額を準備する必要があるため若い世代よりも社会人になってから利用する人がどうしても増える流れとなっています。
また、社会人利用者が多いことで土日や平日の夕方以降の利用者が集中するため、予約が取りづらいことや定期的に歯科医院に通う必要が術後にもあるので、定期的に時間の余裕がある方でないと治療が難しい点が挙げられます。まとめ
インプラントは、人工的な素材を体の中に入れる総称であり、歯科の場合では欠損した歯や白く自然な歯の輝きを得る目的などで注目され利用者が増加しています。
欠損した歯や永久歯に何らかのコンプレックスを抱えている方にはインプラントによる治療は魅力的である一方で、保険適用外のため全額自己負担になるため経済的に余裕がある方でなければ治療が受けにくいなどの課題があります。
いずれにしても歯の健康と人目を気にせずに笑顔になれるインプラントによる治療は魅力があり今後もさらに注目を集めることになるでしょう。 -
2.インプラントの種類は何がある?
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歯科治療の一つとして近年人気を集めている「インプラント」ですが、どのような治療方法なのか?またインプラントといってもどんな種類があるのか分からない人という方もたくさんおられるのではないでしょうか。
ここではそんなインプラントの種類について紹介いたします。1.インプラントには2種類ある
インプラントは形状や加工方法により種類が異なっています。主なタイプは「ワンピースタイプ」とツーピースタイプになります。これらは治療方法だけでなく構造や費用などにも違いがあるため、医師による診断のもとで最適なタイプを検討し治療を進めていくものになっています。
また、インプラントは手術回数によっても別れており「1回法」と「2回法」があり、ワンピースタイプとツーピースタイプは共に1回法となります。
その名の通り外科手術の回数が1回で済むという意味であり、歯茎を切開し、治療を行っていきます。2.ワンピースタイプとは何?
インプラントによる治療法では、インプラント体とアバットメントが一体構造となっているものがワンピースタイプと呼ばれるものになります。
このワンピースタイプのメリットは、他の治療法に比べると費用を抑えることができる上、外科手術が1回で完了するなど通院の回数を最小限に抑えられるのが特徴となります。
ただし、ワンピースタイプを行うには骨の状態や施術部位を確認し、問題があれば適用できないので誰でもワンピースタイプの治療が受けられるものではないので注意しましょう。3.ツーピースタイプとは何?
もう一つのインプラントによる治療法では、インプラント体にアバットメントを装着するものがツーピースタイプと呼ばれるものになります。
それぞれのパーツをネジで接続するこの治療方法では適用範囲が広いのが特徴でありワンピースタイプが適用できない患者様にもおすすめの方法となっています。
注意点として、2つパーツを接続するネジが次第に緩む可能性があるので、利用中に何か異変を感じればその都度通院し適切な処置を受ける必要があるので予め理解しておきましょう。まとめ
インプラントには主に2種類の違いがあります。ワンピースタイプとツーピースタイプと呼ばれており、治療範囲だけでなく、治療そのものによるメリットやデメリットにも違いがあります。
自分のあごの状態や歯や歯茎の状態をしっかりと診てもらい自分に最適な治療を選択することで、理想的なインプラント治療を受けられます。 -
3.インプラントが必要なのはどんな人?
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テレビなどメディアに出演している芸能人の中にはインプラント治療を受けて「歯を白くした」といったエピソードを耳にすることがあります。このためどうしても一般の方の中にはインプラント治療は美容目的で利用する者と理解してしまっている方もおられます。
しかし、本来の歯科におけるインプラントは治療目的であるものの実際にはどのような人がインプラント治療を求めているのか気になるところ。
そこで今回はインプラントはどのような人に必要なものなのか?についてご紹介します。1.どんな人がインプラントを必要としているの?
永久歯の場合、一度でも欠けてしまったり折れてしまった場合、自然の力で再び修復することがないというのは多くの方がすでに周知の通りかと思います。なので歯の扱いやお手入れは丁寧に行うべきものですが、年齢を重ねるにつれて歯茎が下がり歯根が露出することで歯並びが乱れ、永久歯がぬける場合も出てきます。
怪我以外で大切な永久歯を失う可能性は誰もが平等なものであり、入れ歯や差し歯を用いて治療を行います。
ただ、入れ歯や差し歯は口の中に違和感を感じたり、健康な歯を削るなど別の問題もあるため懸念されるかたも少なくありません。
このような方にはインプラント治療が最適となります。2.インプラントで自分の歯に近い感覚を取り戻せる
インプラントは顎の骨に埋め込み、骨と結合させることから天然の歯と同じような構造になるため、噛む力が伝わりやすくなります。自分の歯に近い感触を得られるので諦めていた食事を再び楽しめるようになったなど利用者からの喜びの声も多数寄せられています。
また、他の永久歯を削ることもないので残された健康な永久歯を守りながら過ごしたい人などにも需要があるなど、インプラント治療は様々な利用者のニーズに応えるものとなっています。3.お手入れの方法も簡単
インプラントを埋め込んだ人が気になるのはメンテンナンスの方法です。
ただ、普段の天然の歯と同様に歯ブラシで丁寧に優しく磨き上げるだけで問題がないため、特別な洗浄液や歯磨き粉を使用する必要もないので余計な経費がかさむこともありません。このため、インプラントは一度利用すれば普段通りの生活ができるのでとても使い勝手の良い治療方法となっています。まとめ
インプラント治療は、入れ歯では感じられない食感や味をしっかりと感じられるのが特長。
また治療箇所以外の歯を削る心配がないので部分治療にも向いているため、永久歯を健康な状態で保ちながら日々の生活を送れるところで入れ歯利用者などから需要の高い治療方法となっています。 -
4.インプラント治療の過程はどんなの?
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インプラント治療に興味はあるけど、どのような流れで治療が行われるかわからないという方は多くおられます。なぜならインプラント治療の結果を公表している人が多い一方で治療過程をオープンにしている人が圧倒的に少ないことが原因であり、情報収集したくても参考になる情報が少ないため、結局のところ知りたい情報が入手できる困っている方もおられます。
そこで今回はインプラント治療の過程はどんなの?についてご紹介します。1.カウンセリングで不安や疑問を解消
インプラント治療を行う前にまずはカウンセリングを受けます。このカウンセリングでは利用者の悩みや治療に対する不安や疑問などを相談することができるので聞きたいことはこの機会を利用して行うようにしましょう。
また、カウンセリングではインプラントのメリットやデメリットを初め、どのような手順で治療を施していくかと言った具体的なインプラント治療に関する説明を受けることができるので、理解を深めた上で治療をスタートすることができるとても重要な場となっています。2.CTスキャンで精密情報を収集し治療計画を作成
インプラント治療は誰もが希望すると受けられるというものではないため、まずはCTスキャンを使用してボルトを埋め込めるかどうかを確認するべく、顎の骨の密度や量などを詳しく調べていきます。また、現在残っている歯の情報を収集し、噛み合わせまで細かい情報を確認し治療計画を作成、計画に基づいた処置を進めていきます。
こうすることで、今どの程度まで治療が進んでいるのかを患者様自身も確認ができるのでモチベーションを保ちながら治療に専念できるなど医師と利用者の双方にとってこちらも重要な場となっています。3.顎の骨に埋め込む
いよいよ準備が整ったらまずはインプラントを埋め込むための穴を作ります。その穴の中にインプラント体を埋め込んでいきます。1本当たりはおよそ15分ほどで完了しますが埋め込む本数や抜歯など人によってばらつきがあるため、処置時間もそれ相応で変わります。
処置が終わると抜歯を行い、そしてインプラント体と骨が一体化するための待機期間としておよそ3ヶ月が過ぎれば、再度歯茎を開きインプラント体の定着具合を確認し、問題がなければインプラントの頭にキャップを装着します。
最後に利用者様から取った歯の型を装着すれば完成となります。もしも納得いかない場合は修正も効くので安心です。まとめ
インプラント治療は初めにカウンセリングを行い、CTスキャンにより利用者様の情報収集を行い治療計画を作成します。治療計画通りに剃って治療を行っていき、インプラント体を埋め込み、定着具合を確認していきます。
治療には各段階が設けられているので治療計画の説明をカウンセリング時聞いておくことでどの程度の進捗具合かを把握できるのでストレスも軽減しつつ治療に専念ができます。 -
5.インプラント手術は痛い?
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インプラントは「外科手術」に該当する治療となります。このため、外科手術という響きから「治療には痛みを伴うのでは?」と不安や疑問を感じている方も少なくないでしょう。もし痛みがあるなら麻酔を利用できるのか?気になるところですよね。
そこで今回はインプラント手術は痛いのか?についてご紹介します。1.痛みを伴うため、局所麻酔を行う
インプラント手術では原則としてまずは局所麻酔をすることが通例となっています。この麻酔は、歯茎の感覚を麻痺させるものであり、手術中に痛みを感じることがないように用いられるようになっています。
もし麻酔がなければインプラント治療では歯茎をメスで切開する工程があるので、麻酔が切れた際には痛みを伴いますので注意するようにしましょう。2.術後で痛みは出るの?
人によってはインプラント手術の後に痛みを感じる方がおられます。その場合は、痛み止めや腫れどめなどの準備があるため、麻酔が切れたことを想定して過度な不安を感じる必要はないと言えるでしょう。
もし痛みに対して不安がある方は、お薬を処方してもらえるので安心です。一般的には手術後2〜3日が痛みのピークとされており、我慢する他に痛み止めを処方してもらい服用するしか方法はありません。インプラント手術後には腫れや痛みが出るケースもあるので、しっかりと子供の体の様子を確認しておくと良いでしょう。3.インプラント手術による痛みを軽減させる秘訣
インプラント手術で痛みに悩まされている方は、お薬を服用する他に日常生活の何気ない行動を見直す必要があるかもしれません。
例えば、極端に温度の冷たい飲み物や高温の飲み物を補給すると麻酔効果が切れてしまう恐れがあるので、最低限でも安静期間を超えるまでは刺激物を食べたり、弱った粘膜を攻撃するような食材や食事内容を避けておくのが良いと言えます。まとめ
インプラント手術には痛みを体験した人がたくさんおられます。なぜならインプラント手術は外科手術に該当するため、術後に痛みが発生するケースも少なくないため、何か体の異変を感じた時には医師に相談をして乗り切るようにしましょう。
また手術後に痛みが生じた場合には、飲み込みやすい食事やおかゆなどから栄養を取るのがおすすめです。お風呂に入ると血行がよくなり傷口が開いてしまう恐れがあるので十分な注意を守りながら治療に専念し、問題解決につなげてもらえればと思います。 -
6.インプラント手術の回復期間はどのくらい?
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インプラントの治療を始める際に、多くの方が気になっていることの一つが「手術後の回復期間」に関すること。口の中にインプラントを埋め込んだ場合、普段の変わらない生活が送れるようになるにはどのくらいの期間が必要なのかによって、プライベートの過ごし方にも影響が出てきます。
そのため、あらかじめ回復期間の目安がわかればしたいと声も少なくありません。
そこで今回はインプラント手術の回復期間はどのくらいなのか?についてご紹介します。1.インプラント手術後2〜3日は安静にすること
手術後2〜3日後は様々なリスクを伴うため、まずは安静にしておくことが求められます。
スポーツなど激しい運動を行うのももちろん控えておくことが必要です。というのも脈拍が上がるほどの激しい運動を行うと血流の流れが促進されることで、手術箇所から出血しさらには止まりにくくなったり痛みを伴う場合があります。
また、傷口が再び出血することで回復を遅らせてしまう原因にもなりますので、とにかく2〜3日は安静にしておくように心がけましょう。
仕事に関しては手術翌日から可能ですが無理はしないように過ごしましょう。2.回復期間の目安は3~6ヶ月が一般的
インプラント手術後の回復期間は個人によって差があります。特に手術部位であるお口の状況や手術内容によっても口腔内や歯茎の腫れや痛みに違いがあるので、一概には言えないところがあります。
平均すると腫れや痛みは1週間ほどで落ち着く場合が多いので目安にしてみても良いでしょう。
ただし、痛みがないからと言って口腔内のケアを怠ってしまうと、傷口から細菌が進入してしまい歯周病などの病気を起こす可能性があるので単に手術による傷跡の回復だけでなく、新たなトラブルの有無によって別の治療が必要となる場合があるので、口腔環境を清潔に保ってシンプルにインプラント手術の回復だけに時間をかけられるようにするようにしましょう。まとめ
インプラント手術後の回復期間はおよそ3〜6ヶ月が一般的となっています。
術後は口腔内の状況が変化しやすいため、腫れや痛みを伴うだけでなく、アフターケアのやり方によっては口腔内の衛生状況を悪化させる恐れがあるのでしっかりとお手入れしておくことが欠かせません。
また、激しい運動は控える他、日常生活においても硬い食事は控えたり、刺激の強いものを口にしないなど日常生活で当たり前にできてきたことを回復期間においては特に気をつけて過ごすようにすることが重要となります。 -
7.インプラント手術の成功率は高い?
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インプラント手術は顎の骨にインプラント体を埋め込む治療になりますが、その成功率はどの程度なのか関心を持っている方もたくさんおられます。
万が一、手術が失敗に終わった場合にはどのようなデメリットが待ち受けているのか?症状も把握した上で、治療に備えることができるため、手術の成功率はこれからインプラント手術を検討している人にとっては、とても重要な情報と言っても過言ではないでしょう。
そこで今回は、インプラント手術の成功率は高いのか?についてご紹介します。1.インプラント手術の成功率は?
インプラント手術の成功率はおよそ97%と言われており、外科手術において高い成功率を誇る治療方法となっています。
残り3%については、残念ながらインプラント手術を行っても、インプラントが口腔内で定着せずに、抜けてしまったり1年ほどの短い期間でインプラントが備える機能を果たせなくなるケースなどが失敗事例として挙げられます。
いずれにしても成功率97%を誇るインプラント手術は安心して受けられる治療法と言っても良いでしょう。2.手術を成功させるためにするべきこと
インプラント手術が高いとっても「自分が3%」の側になってしまう可能性も捨てきれません。
そんな方が手術で失敗しないためにできることは信頼できる病院選びに他なりません。
技工士や歯科衛生士など実際に手術に携わる方々の技量はインプラント手術を安全かつ確実に行うためにも必要な要素となります。
次に、医療設備や衛生環境なども重要となりますが、やはり人の手で行われる手術だけに少しでも成功率を上げるには医師やスタッフの技量が高い病院を選ぶことが大切となります。
口コミ評価などを参考にし、カウンセリング時に気になる質問をする中でのやりとりを参考にして信頼できる病院かどうかを判断するためにも気になった病院は事前にインターネットを通じて情報収集してみましょう。まとめ
インプラント手術の成功率は97%であり、その成功率の高さから患者様も安心して治療に踏み出せるものとなっています。
ただ、僅かではあるものの3%は失敗する可能性があるため、これからインプラント手術を検討している方は、事前にインターネットを通じて口コミや体験談などを参考にして、評判の良い病院選びをしてみるようにしましょう。
最後は、実際にカウンセリングを通じてスタッフとのコミュニケーションを通じて信頼できるかどうかを判断するようにしましょう。 -
8.インプラント手術ってリスクや合併症はある?
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インプラント手術を検討している人の中には「手術が失敗するとどんなリスクがあるのか?」「術後の合併症が心配」と感じている方もおられるでしょう。インプラント手術の安全性やトラブルに発展するケースはその程度あるのかも知っておきたい情報の一つ。
そこで今回は、インプラント手術ってリスクや合併症はあるのか?についてご紹介いたします。1.手術によるリスクは歯科医師の技術による
インプラント治療そのものは安全性が高く、安心して利用できる治療法となります。基本的な手術内容や使用する器具については病院によって多少は異なるもののそれほど大差はないのが特徴となります。
ただし、手術に対するリスクについては歯科医師の技術に依存しており、「手術中に痛みを感じやすい」「治療後に後遺症が残った」などは全て担当医の技量に関わる症例と考えられます。
このためインプラント手術を受ける際にはクリニックをしっかりと比較して、「評判の良さ」「歯科医師の技術」を確認しておくことが大切となります。2.手術後の合併症リスクはある
インプラント手術だけにかかわらず、外科手術の多くは合併症のリスクを伴います。
その点はインプラント手術も例外ではなく、合併症を引き起こす可能性もあるのであらかじめ理解しておくことが大切です。
具体的な合併症の例としては、歯茎に埋め込んだ箇所とインプラント体の間に細菌が侵入することで炎症が発生し、出血や腫れや化膿を引き起こす場合があります。
さらに症状が悪化すると埋め込んだインプラント体が歯茎に固定できなくなり取れやすくなる場合もあるので注意が必要です。
ただしインプラント手術における合併症リスクは他の外科手術に比べると発生頻度は非常に低いのが特徴。その要因として、治療前に医師による診察と検査を行うことで、患者様一人ひとりの口腔内の状態を確認した上で、治療計画を立てるため合併症が発生する可能性を事前に低く抑えることができていることが挙げられます。まとめ
インプラント手術による合併症リスクはあります。外科手術全般にも言えることですがインプラント手術においては、治療箇所に細菌が侵入することで可能や炎症などを引き起こす場合があります。術後のアフターケアをしっかりと丁寧に行うことが合併症を防ぐ重要な対策となっているので、自宅での回復期間の過ごし方も重要と言って良いでしょう。
また、医師の技量により手術のリスクや合併症の可能性を抑えることもできるので、クリニック選びはしっかりと情報収集を行った上で決めるようにしましょう。 -
9.インプラントは一生持続する?
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インプラント治療を受けた場合、その効果はどのくらい持続するのか気になる人も多いのではないでしょうか。適切なアフターケアを継続して行い、通院によるメンテナンスを行った場合には、最長でどの程度持続するのか?を把握することでインプラント手術後の過ごし方もある程度の計画が立てられるようになります。
そこで今回は、インプラントは一生持続するのかそれとも持続期間があるのか?についてご紹介します。1.インプラントの持続期間はおよそ10年~15年
インプラントを実際に使用している方の平均的な使用率はおよそ10年とも言われています。歯茎に埋め込んでから10年ほど使用している人の多くは、医師からの注意事項を守りながら生活を送り、セルフケアも十分に行っていることが長く持続できている要因と考えられています。
持続期間を長くさせる上で重要なのがケアであり、歯茎とインプラント体の隙間に細菌が侵入すると炎症が発生したり、場合によっては歯周病を引き起こす可能性もあります。
また、喫煙や硬い食事をとるなど生活習慣によってもインプラントの寿命は短くなってしまうと考えられているので、インプラント手術後の寿命は個人差によってその期間は多く変化しているので注意しましょう。2.インプラントがダメになる原因とは?
インプラントの術式は、歯茎の下にある顎のほねに金属の歯根を埋め込むものであり、通常であれば埋め込み手術後には、歯根の周りに自然と骨が生成されてインプラントを固定します。
しかし、加齢や病気を始め口腔内の環境が悪化している方の場合には、顎の骨が足りず、インプラント手術を行っても自然と骨がインプラントを支えることができずにずれたり外れてしまう可能性があります。
まずは、事前にインプラント治療を受けられる状態にあるのか?をしっかりと検査してもらうことが大切です。
実際に多くの病院では事前い噛み合わせを確認したり、歯や骨の状態を検査するなど個人にあったアプローチ法を計画し、それをもとに治療を進めていますので不安なことや懸念事項があればなんでも事前に確認して解決してから手術に踏み切るようにしましょう。まとめ
インプラントは、個人差があるものの長期的に人工歯を維持することができます。期間はおよそ10年以上とされており、その間はしっかりと細菌の侵入を許さないようにセルフケアを継続して実践したり、歯に悪影響を与える生活習慣を断つことが重要となります。
とにかく定期的なメンテナンスを怠らずに過ごせば寿命は長くなりますので、歯磨きや定期検診などを欠かさず行うように心がけましょう。 -
10.インプラントとブリッジの違いは何?
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一度失った歯を治療する方法としてインプラントとブリッジは比較対象として目にする機会が多くあります。
しかし、このインプラントとブリッジという言葉は聞き覚えがあるもののそれぞれの違いやメリットや料金体系などは詳しく理解していない人も少なくありません。歯の治療という点では同じであるものの治療に対するアプローチが異なるため、どちらが自分にあっているのか把握しておくことも重要でしょう。
そこで今回はインプラントブリッジの違いは何か?についてご紹介します。1.インプラントとブリッジの違い
インプラント治療では、顎の骨にインプラント体を埋め込んだら人工歯を装着し、失った歯を補う歯科治療法となります。
一方でブリッジ治療では、両隣の歯を削って3本の連結した被せ物を装着する治療法となります。どちらも顎の骨や両隣の歯に固定するという治療方法ではあるものの治療に当たる方法や治療箇所におけるリスクやトラブルの有無など異なる点がいくつか挙げられます。2.リスクはどちらにあるの?
いずれの手術においても利用者が気になるのは術後のリスクの可能性に関すること。
インプラント手術では、人工歯根を埋め込む際に歯茎にある神経や血管を傷つけるリスクがあるため、歯科医師の技量が術後の経過を左右すると言っても過言ではありません。もし神経や血管を傷つけてしまい傷口から細菌が侵入すれば細菌感染を引き起こし、中には歯周病になるリスクも起こり得るでしょう。
一方で、ブリッジ治療では、3つの連結した被せ物を支えるために両隣の歯を大きく削る必要があるため、本来であれば健康な歯であるにも関わらず手を加えなければならない点はデメリットとして挙げられます。
また、歯を削ることで健康だった歯が脆くなったり、歯そのものの寿命が縮まる他、虫歯リスクも高まるなどこちらの手術方法においてもリスクが伴います。3.回復期間の違いは?
回復や治療に必要な期間はインプラントの場合は、3ヶ月から6ヶ月が平均とされており、長い方なら12ヶ月を要する場合もあります。
これだけの期間を要する理由として、埋め込んだ人工歯根が顎の骨と自然に結合するのを待つ期間が必要であり、この結合に要する期間が諸々で治療期間に該当しています。
一方で、ブリッジ治療では、一般的には3〜4週間で治療が完了となるため、回復期間においては圧倒的にブリッジ治療の方が早いと言えます。まとめ
インプラントとブリッジには、治療方法を始め回復期間やリスクや合併症に関するものまでいくつか異なる点があります。
どちらの治療法が良いというよりも自分の治療に向けてどのようなことを望んでいるのか?というポイントを整理した上で、どちらの施術方法であれば理想に近づけるかを基にして治療方法を選択していくのも1つと言えるでしょう。
どちらも外科手術に該当するためリスクは必ず付き纏いますので、自分が納得する方法や望んでいるポイントを医師としっかり話し合い治療方針を決めていくようにすると良いでしょう。 -
11.インプラントの価格帯はどのくらい?
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インプラント治療では保険適用外と耳にすることがあります。そのため、インプラントを検討している方の多くは「どのくらいの費用がかかるのか?」と不安に感じている方もおられます。全額自己負担となればそれなりの出費を覚悟する必要がありそうなものの、具体的な金額を目にするまでただただ不安に感じるところ。
そこで今回はインプラントの価格帯はどのくらいなのか?についてご紹介します。1.インプラントの価格帯
インプラントの価格帯は地方と都市部によって価格設定に若干のばらつきがあります。
都市部の方が金額が高く設定されているケースが多く、1本あたりで15万円〜55万円と開きがあります。これに加えて検査代や仮歯や術後の消毒や検診代などの負担も細かい金額ではあるものの加算されていきますので、注意が必要です。
全ての歯をインプラントにするととんでもない金額となるので、本来は永久歯がかけやり欠損している箇所だけにインプラント体を装着し失った部位を補う目的で用いられる治療法となっています。2.インプラントが高い理由
インプラント治療が高いとされる理由の一つは、インプラントそのものの材料費や手術に用いられる薬品などが影響しているとされています。
インプラントは口腔内に入れるものであり衛生的なものである必要から、衛生環境を維持させるための材質や歯茎にトラブルが発生しないような自然に近い素材を利用する必要があるため、どうしても材料費にお金がかかってしまうことが挙げられます。
また、インプラントを埋め込むにあたり顎の骨が耐え切れないと判断した場合には骨造成術を行い、顎の骨を補う別途手術を施す必要が出るケースもあるため、料金がさらにかさむ可能性もあります。まとめ
インプラントの価格帯は1本に対して15万円以上が相場となっています。この金額は都市部の方が高く設定されていることが多いため、地方で治療を受ける方が価格は抑えられる傾向になります。
また、インプラント治療が高くなる理由としては、衛生環境を維持するために材質にはこだわる必要があるため、材料費がどうしてもかさんでしまうことから1本あたりのインプラント体の値段は高額になっています。
治療を進めるにあたり医師の診断のもとで別途手術が必要となった場合には手術費用の負担も発生してくるため、ある程度の概算を出したい場合には、カウンセリングによる検査や治療計画を立ててもらい、医師と相談しながら進めていくようにすると良いでしょう。 -
12.インプラント治療は保険でカバーできる?
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インプラント治療で多くの方が気になっているのが費用面に関すること。
どの程度の金額を前もって準備しておけばいいのか?を知っておくことで安心して治療に専念できることから関心の高い項目となっています。その金額を左右する重要なものの一つが保険が適用されるのかということになります。
今回は、インプラント治療は保険でカバーできるのか?についてご紹介します。1.インプラント治療は基本的に保険は適用されない
インプラント治療では基本的に保険は適用外となっています。このため、健康保健に加入している方であって自己負担を3割に抑えることができないため、全額負担となるので注意が必要です。
ただし、あくまで基本的なインプラント治療における場合の話であり、インプラント治療を受ける理由によっては保険適用とされる場合もあります。2.どのような場合に保険適用されるの?
保険が適用されるインプラント治療の条件として、まず先天的な理由に顎の骨が変形している場合にはインプラント治療を用いて健康的な状態に回復させる目的の治療行為となるため、保険適用とされるケースがあります。他にも、生まれつき永久歯が生えてこない方なども先天的な理由や事故や病気による後天的な理由によりインプラント治療を必要していると判断されれば保険適用となる可能性があります。
つまり、自由診療ではなく治療行為を目的としたインプラントの利用であると判断されるかどうかが保険適用の大まかな判断基準となるため、美容ではなく治療を目的にした方は保険適用の可能性があると言えるでしょう。3.治療費を少しでも抑える方法は?
インプラント治療において保険適用外となった方にとっても治療費の全額自己負担は経済的にも大きな負荷となる人も多いのが事実。
そんな治療費の負担を少しでも減らせる方法として知っておくべきものは医療費控除を利用することになります。1/1〜12/31までの1年間に支払った医療費が一定金額を超えた場合に、所得に応じて還付金を受け取ることができる制度を利用することでインプラント治療に支払った金額を始め年内の治療費も還付される可能性が出てくるので、確定申告を通じて必ず申請するようにしましょう。
待っていても誰も教えてくれませんし、代理で手続きもしてくれないのであくまで申請者が自分で行わなければ還付されない点は注意しましょう。まとめ
インプラント治療は基本的には保険適用外となるケースがほとんどとなっています。インプラインと治療が美容目的なのか健康を維持するために欠かせない治療目的なのかによって判断が異なっています。
保険適用外となった場合でも少しでも負担を減らすために医療費控除を利用するなど確定申告で自ら手続きをすることで還付金を得られる可能性があるのであらかじめ情報収集をしておくことが大切です。 -
13.インプラントを入れる際の麻酔について知りたい!
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インプラント治療では顎の骨にインプラント体を装着するための外科手術としてメスを用いた切開が行われます。
この際、患者様が痛みを感じないようにするために麻酔が用いられますが、どのような麻酔なのか?について関心を持っている方も少なくありません。全身麻酔のせいなのか?それとも部分麻酔なのか?によって入院の必要性や術後から日常生活に戻れるまでに要する期間にも影響を与える可能性が考えられます。
そこで今回はインプラントを入れる際の麻酔についてご紹介します。1.インプラント治療で用いられる麻酔とは?
インプラント手術を受ける場合、一般的には点滴を通じて静脈内に鎮静剤を投与させることで中枢神経の働きを鈍らせて痛みや不安を取り除きリラックスした状態で手術を受けられるように処置されます。
また、静脈内に鎮静剤を投与するのと併用して一般的な歯科治療でも用いられているような局所麻酔も施し痛みをやわらげてくれます。手術で用いられる麻酔の特徴としては、意識を保った状態であるため全身麻酔のような体への負担は少ないものとなっています。2.静脈内鎮静法は手術の安全性がアップする
インプラント手術を行う場合、静脈内鎮静法との相性がよく、手術そのものの安全性が高まる点がこの麻酔を採用するメリットとなっています。
点滴を通じて静脈に鎮静剤を投与していることで、必要な処置を迅速に施すことができ、さらには血圧や心電図など手術中に変化する数値を常時確認でき、容態の変化にも早く気づけることからインプラント手術では静脈内鎮静法が用いられています。3.静脈内鎮静法の特徴
静脈内鎮静法は局所麻酔となるので体への負担が少なく、入院の必要はなく日帰りで治療を受けられるのが特徴となります。
ただし、この麻酔は保険適用外となっており、金額は病院によって異なっているのであらかじめ確認しておくと良いでしょう。まとめ
インプラント治療で用いられる麻酔は局部麻酔となります。全身麻酔と違って体への負担が少なく、日帰り手術を受けられるだけでなく、インプラント手術そのものの安全性も高いことが特徴となります。
万が一の急変時においては静脈内鎮静剤を点滴から投与することで静脈ルートが確保されているため、緊急を要する対応にも対処しやすいのも魅力となっています。
このように手術中の麻酔に関しては不安や恐怖心をなくし安心して手術に向かうことができるでしょう。 -
14.インプラント手術の後はどんなケアをする?
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インプラント手術のあとはどのような過ごし方をすれば良いのか気になっている方もおられます。術後に絶対に避けるべき行動をはじめ、日常生活のように食事や入浴や運動などはいつ頃から再開しても良いのか知りたいという声も少なくありません。
そこで今回はインプラント手術の後はどんなケアをするのか?についてご紹介します。1.出血箇所をケアする
インプラント手術後はインプラント体を埋め込んでいる箇所から出血する可能性があります。その際は、清潔なガーゼ を使って出血箇所を圧迫し止血を行うようにしましょう。
一度の出血はおよそ5分から10分で止まるケースが多いので、慌てずに落ち着いて対処するようにしましょう。
また、口腔内からの出血になるため、唾液に血液が混ざりやすくなりますのでその都度、唾を吐き出し口の中を濯ぐなど衛生的な環境を維持するように心がけましょう。
もしケアを怠ってしまうと出血箇所から細菌が侵入し腫れや炎症などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。2.食事内容は柔らかいものを心がける
手術後は、インプラント体が顎の骨にしっかりと固定できていないため、動きやすい状態となっています。
そのため食事内容は柔らかいものを心が得て口にするようにしましょう。煎餅やキャンディーなどは避け、ガムなど柔らかくても粘着性のある食べ物も控えておくことが大切です。
咀嚼する際にも施術箇所は力を加えると出血するリスクがあるので、できるだけ治療箇所とは反対側の歯で咀嚼を行うようにしましょう。3.運動やタバコや飲酒は術後3日以降から
運動習慣のある方は、術後は最低でも3日は控えておく必要があります。運動をすることで体内の血流が促進されるため、出血がしやすくなったり痛みを感じやすくなることがあるので注意が必要です。
また、タバコや飲酒を行うことで歯肉に炎症が起こってしまう事例があり、傷の治りが悪くなる懸念があるため、できるだけ治療後はタバコや飲酒や運動は控えるようにしましょう。まとめ
インプラント手術後は、出血がしやすい状態にあることをまずは念頭にしっかりと理解しておくことが大切です。
出血のたびに、清潔なガーゼなどで止血を行い、細菌感染を防ぐ働きもとても重要となってきます。とにかく術後のケアは患者様自身によるセルフケアに任されますのでしっかりと医師の指示にしたがって過ごすようにしましょう。 -
15.インプラントが合わない人には代替治療はある?
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インプラント治療は万人が適用できる治療法ではないと耳にしたことがある方もおられるのではないでしょうか。
加齢に伴い顎の骨の状態や若くても口腔内の状況によってはインプラント治療が人によっては適さないという場合はインプラント治療を諦め別の治療方法を検討する必要が出てきます。
そこで気になるインプラントの代替治療方法に関すること。
そこで今回はインプラントが合わない人には代替治療はあるのかについてご紹介します。1.ブリッジ治療
インプラントが合わなかった人に対しては、ブリッジ治療を進めることになります。
このブリッジ治療では、しっかりとした接着剤を使用することからまるで自分の本来の歯のような感覚でしっかりと咀嚼できるのが特徴となります。
また、取り外しの手間がかからないので入れ歯のように毎日のお手入れは必要なく、適度な歯ブラシによるブラッシングさえしておけば良いので扱いもとても簡単です。2.歯牙移植
次の代替治療法としては、親知らずなどの歯を移植する手法となっています。
この方法では背術負担がインプラント治療よりも少ないことから体への負担が少ないことがメリットとして挙げられます。また、親知らずなど抜歯後に不要となる歯を欠損した歯に移植する方法になるため、自分の歯を利用する点でも安心感があるのが魅力的なところと言っても良いでしょう。3.入れ歯、部分入れ歯
インプラントが合わない場合は、部分入れ歯や総入れ歯など歯の状態に合わせて医師と相談して決めておくことがおすすめです。さらに最近の入れ歯は素材にもこだわって制作されているので衛生的かつ取り扱いがより優れているなど魅力もいっぱいとなっています。
また、入れ歯については保険適用される場合もあります。そうなると自己負担が少なく済むため、その分素材にこだわるなど普段の日常生活を同様に送れるように最適なものを選ぶようにしてみるのも良いでしょう。
ただしデメリットとしては金具が笑うと人の目に入りやすくなるなど見た目を重視したい方は要検討しておく必要があります。まとめ
インプラント治療が合わない場合には、代替治療法としていくつか選択肢があります。
このため欠損した歯を補うには患者様の状態に合わせて最適なものを選ぶことができるため、費用面やメリットとデメリットなどを総合的に判断しながら治療計画を立てることができます。インプラント治療ができないとなっても諦めることなく、今回紹介した治療法などを検討してみると良いでしょう。 -
16.インプラント手術には年齢制限はある?
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歯の治療は大人だけでなく子供であっても真剣に検討している方も少なくありません。その点、昨今注目を集めているインプラント手術については適用可能年齢があらかじめ決まっているのか?についての情報はあまり目にする機会がないため、「自分がインプラント手術を受けられるのか?」と不安に感じている方も少なくありません。
そこで今回はインプラント手術には年齢制限があるのか?についてご紹介します。1.インプラント手術は18才以上が対象
インプラント手術を受けるには18歳以下の未成年者はNGとされています。
その理由は、シンプルに体の成長段階に当たることが挙げられます。インプラント手術では、顎のほねに歯根を埋め込む処置が発生するため、まだ未成年者で成長段階にある人が治療を受けようとすると顎の形が変わってしまったり、手術直後は良くても時間の経過とともにたるみなどにより見た目が変わってしまう可能性があるので成長段階を経た20才以上の人物を目安にすると良いかと思います。2.年齢制限の上限はなし
インプラント手術の需要が最も高いのが40代〜60代となっています。
健康的な口腔内を維持できている方であれば問題なく治療に進むことができます。
ただ、年齢が高くなるにつれて免疫力は低下しやすいため、60代以上で治療を検討している場合は、ご自身の免疫力が細菌感染による影響が発生しい際に耐えられるのかどうかがポイントとなっています。
また切開箇所にインプラントを埋め込みますが骨しっかりと結合しないと判断された場合は治療が受けられないため、心配な場合は医師による検査をしっかりと行ってもらえるように依頼しておきましょう。3.手術後も通院可能であること
インプラント手術は一度施術を行えば定期的なメンテナンスが発生することになります。
この定期通勤は病院に足を運ぶ体力を要するほか、術後の変化にもしっかりと自覚症状に気付き、対処することが望まれます。このような行動がとれないという場合にはインプラント治療を見直す必要が出てくるかもしれません。まとめ
インプラント治療では18歳以上であれば治療を受けられる可能性があります。その反面、年齢の上限は決まりがないため、医師によるカウンセリングと検査をもとに治療の可否をジャッジすることとなります。
どうしても高齢になると免疫力が低下してしまうので細菌感染からの回復に時間を要してしまう他、骨粗しょう症など骨に関わる疾患を持っている人も出てきやすくなるので、できるだけ早めに治療を受けると決めた方は行動するようにすると良いでしょう。 -
17.インプラントを入れるときの歯茎の状態は重要?
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インプラント治療では歯茎に直接埋め込む方法になるため、治療前にはカウンセリングや検査を通じて患者様の口腔内のチェックがあります。このチェックでは歯茎の状態や口腔内の健康状態を調べて、手術を行っても問題がないレベルかを判断しています。
ここで気になるのはインプラント治療では歯茎の状態がそこまで重要なのか?ということ。インプラント手術と歯茎の関係性はどう言ったものなのか?興味がある方もおられます。
そこで今回はインプラントを入れるときの歯茎の状態は重要なのか?についてご紹介します。1.歯茎の健康状態は術後にも影響を与える
インプラント手術では人工歯を顎の骨に埋め込むため、手術後にはどうしてもインプラントと歯茎の間で炎症が起こるリスクが高まります。
もし事前のチェックで歯茎ですでに何らかの炎症が発見されたり、細菌感染などによる歯周病が発見された場合には、術後に発生する可能性がある炎症や腫れや可能などにより口腔内の健康状態がさらに悪化する懸念があるため、事前チェックは欠かせないものとなっています。2.歯茎に問題が見つかったらどうするの?
仮に、手術前の検査で歯茎に問題が発見された場合には、まずは手術の中止を判断します。
そして、現在、発生しているトラブルの治療に専念し、問題の解決に取り組みます。もし、トラブルが解決されれば再び検査を行い、問題がないことが確認されればインプラント手術を受けられる可能性があるので、焦らずにまずは口腔内の健康状態を改善させることに頭を切り替えるようにしましょう。
もし、歯茎に何らかのトラブルを抱えた状態で強引にインプラント手術を行った場合には、歯茎とインプラント体が固定されず、やがて結合部分に痛みを感じたり、インプラントの安定性が損なわれてしまうことで矢がれインプラントそのものが抜け落ちてしまう可能性があります。
手術前に歯茎のトラブルを見落としてしまい手術が行われた場合には、術後に治療箇所から何らかのトラブルが発生するリスクが高まるので、異変を感じたら速やかに医師に相談し適切な処置を受けるようにしましょう。まとめ
インプラント手術を受ける際には歯茎の健康状態は極めて重要になります。歯茎が健康な状態であれば術後に炎症が起こりにくく、インプラントそのものの安定性も維持されます。
インプラントのよさであれ、自然な歯のような咀嚼時の感覚を実感でき、日々の生活を再び楽しめるようになりますので、手術前の検査でしっかりと歯茎の健康状態をチェックしてもらい、問題があれば手術は一旦停止し、問題箇所の治療に専念するようにしましょう。 -
18.インプラント手術中に気を付けるべきことは?
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インプラント手術では、局所麻酔を注射するため手術中はほとんど痛みを感じることなく安心して治療を受けることができます。
ただ、痛みを感じないことから異変が発生しても自覚症状が乏しいため、患者様から異変を発見することが難しい側面もあります。もしインプラント手術中に何か気をつけるべきことがあれば事前に知っておきたいと思っている方もおられます。
そこで今回はインプラント手術中に気を付けるべきことは何があるのか?についてご紹介します。1.痛みに敏感な人は過度に心配をしない
外科手術に含まれるインプラント手術では、歯茎にインプラント体となる結合部を埋め込む処置があるため、メスを用いて切開する場面が発生します。その際、痛みが伴わないように局所麻酔を施してくれるのですが、注射をする際にちくっとした痛みを感じることがあります。
普段から注射が苦手な方も多いため、麻酔の注射に対して苦手意識を感じている方もおられます。
ただ、局所麻酔の注射はちくっとした痛みがあるものの、その痛みはすぐに治るものなので、過度な心配をする必要はないので安心して医師の処置に任せるよう、気持ちにゆとりを持ってリラックスさせるように心がけましょう。2.手術に対して恐怖心がある場合は相談する
どうしてもインプラント手術そのものに恐怖心が芽生えてしまい、自分でリラックスするように自分でコントロールするのが難しいという方も中にはいます。
特に、これまで手術を経験したことがない方ほど、初めてのことだけに過度な不安や恐怖心を感じてしまう場合があります。
そんな時は、気にせず医師に相談してみましょう。局所麻酔を注射するため手術中の痛みはほとんどありませんが、実際に体験してみるまでは半信半疑なところも正直あります。
不安を抱えたまま手術をするのはよくないので、そういった場合には静脈内鎮静法と呼ばれる麻酔法を用いて、点滴を通じて鎮静効果のある薬剤を注入してもらうこともできます。注射の痛みが苦手な場合は、点滴を用いることでちくっとした痛みもなく、リラックスした状態で手術に臨めるようになります。この麻酔を注入した後は、うたた寝のような状態でウトウトと眠っているような感覚になりますが、意識を失うことはありませんので自発呼吸をしながら手術中であっても落ち着いて過ごすことができます。まとめ
手術中はとにかくリラックスした状態を保つように心がけましょう。
痛みに対する不安があっても、局所麻酔を注射してもらえる他、恐怖心が強い方は点滴を通じて薬剤を体内に取り込むことができるので安心です。麻酔をするとほとんど痛みを感じないので、不安や緊張感を過度に高めることもありませんしそもそもインプラント手術は安全性の高い治療法なので安心して手術に臨みましょう。 -
19.インプラントで咬合力の変化はありますか?
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インプラントを入れることで欠損した歯を補うことは、外見からでも人目に判断することができます。ただ、インプラントを入れている箇所が普段の食事において咬合力にどの程度の変化をもたらすのかは個人差があるため一見して測るのは難しい部分になります。不安を感じることなく100%の力で噛むことができるようになるかどうかも気になるところ。
そこで今回はインプランで咬合力の変化があるのか?についてご紹介します。1.インプラントでは咬合力が優れている
インプラント治療を行っても咬合力に対する心配はほとんど無用と言えるでしょう。
本来生えている歯は歯茎からしっかりと固定されているため、全力で咀嚼した場合でもその力は100%伝わります。この点、インプラントをした部分も顎の骨から歯茎にかけてしっかりと固定されていることから実際の歯のようにしっかりと咀嚼することができ噛む力も100%に近い力で伝えることができます。
一方で、入れ歯やブリッジ治療をした箇所は噛む力が10〜40%と言われており、総じてインプラント治療を施した箇所の方が噛む力は伝わりやすいといえます。2.ガムなどの粘着性がある食事も安心
インプラントは時間の経過とともに骨としっかり結合することから、安定性が増していきます。
このため、ガムなど粘着性の強い食べ物を口にしていても人工歯が外れにくい構造となっているので気にせず口にすることができます。
一方で入れ歯などは、ガムのようなものを口にすると入れ歯にくっついてしまい、入れ歯が外れやすくなることがあるため、食べるものを注意して選ぶ必要があります。
その点、何を食べて良いか、何を控えなければ良いかをいちいち判断するストレスがないインプラント治療は使い勝手の点においても優れていると言えるでしょう。3.定期検診で適合を確認している
インプラント手術を受けた後は、定期的に術後の経過を確認する必要があります。インプラントの場合は、骨との結合を確認する必要があり、その頻度は年に1回または半年に1回程度と頻度が少ないのが特徴となります。
こまめに通院する必要がないのでプライベートの時間を奪われずに済むことはインプラントのメリットとして挙げられます。まとめ
インプラントで噛む力については元々の葉と比べても変化がほとんどありません。噛む力は100%伝わる他、ガムなどの粘着性がある食べ物を口にしても外れる心配がないので食事中のストレスもなく普段通りの生活を送ることができるでしょう。 -
20.インプラントの材料は何が使われている?
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「インプラントってどんな素材からできているの?」「安全性はどの程度確立されているの?」と疑問を感じている方もおられます。口の中に入れるものであるため、インプラントの素材や安全性に対して不安を感じている方もいます。人によっては金属アレルギーなどを持っている場合があるので、治療後にトラブルの発生を防ぐ上でも素材に関する情報はとても重要なものとなっています。
そこで今回はインプラントの材料は何が使われているのか?についてご紹介します。1.インプラントの材料
インプラント体に使用される材料はチタンやチタン合金となっています。骨としっかりと結合し、様々な食事に触れる口腔内だからこそより一層頑丈で耐久性に優れた素材としてチタンが用いられています。
また、チタンは金属アレルギーを起こさないと言われていた時期もあったことから、インプラント治療でも主にチタンが使用されている経緯があります。
ただし、人によってはチタンでさえもアレルギーを引き起こす可能性があるので金属アレルギーがある方はパッチテストや血液検査を受けておくことで安心して治療に臨むことができます。2.結合部分の材料
インプラント体と人工歯を繋ぐ結合部分に用いられる材料に関しては、メーカーによって種類が異なっています。
一般的には純チタン、チタン合金、セラミック、ジルコニアなどになります。チタンは耐久性が高い点が魅力になりますが、金属のために金属アレルギーのある方は反応が出る恐れもあるのでパッチテストを行い安全確認するのが良いでしょう。
一方でセラミックやジルコニアはチタンに比べると強度は劣るものの、非金属であるため、金属アレルギーが発症することもなく安心して利用できます。それぞれ長所と短所を兼ね備えているので、自分にあったパーツを選ぶようにしましょう。3.人工歯に使われる材料
人目に触れる機会の多い人工歯の素材ではオールセラミックであれば汚れが付着しにくく経年劣化や変色もないため人気の高い素材となっています。
次にハイブリッドセラミックはセラミックとプラスチックを合わせた素材であり、オールセラミックに比べると価格が抑えられる点がメリットとなります。
他にもゴールドクランやメタルボンドであり、金属製があるため金属アレルギーを持っている方は注意が必要であり、見た目の点でも審美性が劣る点が挙げられます。まとめ
インプラントで用いられる材料は、チタンがほとんどとなっています。耐久性に優れており、金属アレルギーを持っている方でも安全性が高いところが理由となります。
ただし、金属アレルギーが絶対に怒らないとも言い切れないため、事前のパッチテストで確認し安全性を担保した上で治療に進むのが良いでしょう。 -
21.インプラント手術は、複数回に分けて行われることもある?
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仕事やプライベートで忙しい日々を過ごしている人ほど、治療期間はできるだけ短くさせたいもの。
インプラント手術についても同様に、できるだけ早く治療を終えて普段通りの生活を送りたいところですが、実際のところ手術は1回で終わるのか複数回に分けて少しずつ治療を進めていくのか情報が少なく疑問に感じている方もおられます。
そこで今回はインプラント手術は、複数回に分けて行われることもあるのか?についてご紹介します。1.インプラント手術は2回行われる
インプラント手術は基本的に2回に分けて行われています。
1回目は、あごの骨にインプラント体を埋め込む手術となります。2回目の手術ではインプラント体をつなげるためのアパットメントを装着します。
1回目の手術に臨む前には、カウンセリングや検査をはじめ、手術前処置としてインプラントを行う部位に歯が残っていれば、抜歯などの処置を行いインプラント手術の下準備を施していきます。2.1回目の手術内容
1回目の手術では、局所麻酔を用いて痛みを取り除いてくれるので痛みをほとんど感じることがないので安心して手術に臨むことができます。手術には専用装置を用いてあごの骨に穴を空けて処置を行っていきます。インプラント体の埋め込みが適切に終了したら縫合をして1回目の手術は完了となります。
2回目の手術を行うにはインプラント体とあごの骨が結合するのを待つために2ヶ月以上は間隔を空けるのが一般的です。3.2回目の手術内容
2回目の手術ではインプラント体をつなげるためのアパットメントを装着します。1回目の手術によりインプラント体があごの骨と結合することで安定性が確保されていることを確認した上で、歯茎を切開し、インプラント体を露出させたうえでアパットメントを結合させます。
歯茎の傷が収まったら、いよいよ人口歯を作るための歯型をとり、人口歯の装着を行います。かみ合わせなどをチェックし、問題が無ければ治療は完了となります。
治療後は、定期的な検診を行い手術箇所に炎症などが発生していないかを確認し、口腔内のメンテンナンスを施していきます。まとめ
インプラント手術は全2回となっています。1回目は、あごの骨に穴をあけてインプラント体を装着すること。2回目はインプラント体とアパットメンを結合させることになります。
それぞれの治療には2ヶ月以上の間隔を空ける費用があるため、治療期間には余裕を持って望むことがよいでしょう。 -
22.インプラントに関連した炎症や感染症のリスクは?
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あごの骨の切開をすると術後に炎症などのトラブルが起こる可能性はどうなの?と気になっている人もおられます。口腔内のトラブルは日々口にする食事の楽しみにも影響を与えるため、懸念されている方も少なくありません。
こうしたインプラントの手術に関連してどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。
そこで今回はインプラントに関連した炎症や感染症のリスクはどうなのか?についてご紹介します。1.感染症のリスク
インプラント手術を行った後は自宅でのセルフケアだけでなく、定期的な通院によるメンテナンスが不可欠です。
もしケアを怠ってしまうとインプラント体と歯肉の周囲において細菌が侵入し、炎症が起こるリスクがあります。最悪の場合、歯周病になる可能性があるため十分なケアを行うように心掛けましょう。
また、インプラント手術だけでなくブリッジ治療においても口腔内の清掃が不十分であれば同様に歯周病や細菌感染などのリスクがあるので清潔に保つようにしましょう。2.炎症が起こるとどうなるの?
インプラント手術後に炎症が起こることで歯肉が赤みを帯びることがあります。
人によっては出血や腫れなどの症状もみられほか、歯磨きの際に歯肉から出血するケースも報告されています。人はどうしても日々食べ物を口にしますので口腔内には食べかすが残っているので細菌が繁殖しやすい状態となっています。
不衛生な状態が続くことで細菌が増殖してしまい、更に炎症や口腔内のトラブルを生み出してしまうので、自覚症状がある際にはすみやかに病院で診察を受けるようにしましょう。3.最悪の場合インプラントのぐらつきになることも
インプラントの歯槽にダメージを受けていくと固定しているインプラントがぐらつきはじめます。
痛みも発生するほか、そのまま放置するとぐらつきはより強くなり最悪の場合は抜けて落ちてしまうこともありますので、放置することは絶対に避けましょう。まとめ
インプラントに関連した炎症や感染症のリスクはアフターケアによって発生する可能性があります。 しっかりとセルフケアを行い清潔な状態を保つように心掛けましょう。
不衛生な状態が続くことで細菌が増殖してしまいますので気になる症状があれば病院で審査およびメンテナンスを速やかに受けることが望まれます。
我慢してもよいことは決してありませんので悪化する前に必ずまずは病院を思い浮かべるようにするのが望ましいでしょう。 -
23.インプラントで食べられるものが制限されることはある?
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インプラント手術を受けたり、装着をしたことで食べ物が制限されるのではないかと心配している方も中にはおられます。
自然な歯と比べて人工歯になることでこれまで通りに硬いものを口にしても良いのか?長期的に人工歯を利用するためにはどういう点に気をつければ良いのか気になっている方もおられます。
そこで今回はインプラントで食べられるものが制限されることはあるのか?についてご紹介します。1.インプラント手術後は注意すべき食事がある
インプラント手術後に一番注意しなければいけないことは、インプラント体と結合部における歯肉炎などのトラブルになります。
痛みを伴うだけでなく腫れたり、出血する場合もあるため、口腔内を清潔に保つことはもちろんのこと過度な不可は避けるように生活をする必要があります。
特に手術後においては、控えた方が良い食事は「お煎餅」「ナッツ類」「チョコレート」など固い食べ物はインプラントへの負担になるのでできるだけ避けるようにしましょう。どうしても食べたい場合には、そのまま咀嚼するのではなく細かく砕いてから食べるようにすると良いでしょう。2.気をつけた方が良い飲み物
食べ物以外にも気をつけた方が良い飲み物としては、アルコール類が挙げられます。
手術直後は、出血する可能性があるため、アルコールを摂取することで血流がよくなるため、出血がしやすい状態になっていまいます。傷口が腫れたりする危険性もあるので、手術後は1週間程度が経過するまでは飲酒を控えるようにしましょう。
また、極端に熱い飲み物や冷た過ぎる飲み物も歯茎に刺激を与えてしまうので、ほどほどの温度帯のものを飲むようにすると良いでしょう。3.痛みが出たら薬で対処する
食事に気をつけていたとしても、人によっては痛みを生じてしまう場合もあります。
まずは痛みの程度を確認し、鎮痛剤を服用して様子をみるようにしましょう。インプラント体を埋め込むために抜歯を行った方ほど痛みが強くなるケースが多いので注意が必要です。
もし鎮痛剤を服用しても痛みが治らない場合は手術をした医師や病院に相談して指示を仰ぐようにしましょう。痛みは一過性のものと治療が必要なものがあるので、症状をわかりやすく丁寧に伝えられるように落ち着いて対応しましょう。まとめ
インプラント手術後は、出血しやすい状況となるため過度な力を加えて負担をかけないように心がけることが大切。固い食べ物を避けたり、血流がよくなるアルコールを避けることも大切。
手術後は痛みが出ることもあるので、症状をしっかりと見極めながら鎮痛剤を服用したり、抗菌剤を利用するなど対処療法で対応し、どうにもならないときには手術をした医師や病院の指示に従うようにしましょう。 -
24.インプラントは見た目は自然?
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歯を失った箇所はすぐにでも治療を行い、人目を気にせずに普段の生活を送りたいもの。欠損や破損した歯を補う方法としては差し歯やインプラントがありますが、インプラントの場合は自然の歯と並んだときにしっかりと見た目が馴染むのか心配なんて声も聞かれます。
どうしてもインプラントは人工歯のため、白さが際立ってしまうイメージを持っている方も多く、部分的にインプラントを利用しようと検討している方にとっては不安材料となっています。
そこで今回はインプラントは見た目は自然なのか?についてご紹介します。1.インプラントの見た目ってどうなの?
インプラントを装着した部分は、審美性が高いことからもともとある歯とも違和感がなく、人目を気にする必要がないほど馴染むといったメリットがあります。
その秘密は、人工歯には色や大きさや形など自由度が高いことが挙げられる上、自分の歯形を採取してから人工歯を作ることもできるので、サイズ感なども本来の歯と遜色なく装着できるのが特徴となります。差し歯とインプラントでは、見た目も大きく異なりませんので周りの方から気づかれにくいでしょう。2.人目につきやすい前歯は?
インプラント治療を前歯に施す場合にはいくつか注意点があります。
インプラント体を装着するためには、上顎の骨を増骨させる必要が人によっては出てくる場合があります。もし増骨をせずにインプラント体を装着してしまうと歯茎の一部分が陥没しているような見た目になってしまい、歯茎からインプラント体が露出する可能性があるので、見た目を損なってしまうリスクがあります。
また、どうせなら白い歯が良いと思っている人も多いので、白さにこだわりすぎると自然の歯並びと並んだときに1本だけ白さが際立ってしまい、存在感が出過ぎてかえって人目につきやすくなるリスクもあります。
大切なことは本来の歯との調和を考えて素材や色合いなどを選んでいくことになるので、人工歯と人目見て気づかれるような変化は求めないように注意しましょう。まとめ
インプラントは本来の歯の調和を考えた素材や色合いを選ぶことで違和感なく、天然歯に近い見た目の美しい審美性に飛んだ見た目にすることができます。
特に前歯は本来の歯と調和を意識することはもちろんのこと、増骨など必要な追加処置は怠らずに行ってもらうようにすることでインプラントにおける見た目の失敗を防ぐことにもつながるでしょう。 -
25.インプラントのワンピース型って何?
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インプラント治療について調べていると「ワンピース型」と「ツーピース型」というワードを目にすることがあります。
この違いについて興味があるけど今一つ理解できずに困っている方もおられるのではないでしょうか。それぞれどのような違いがあるのか?どちらが自分に適しているのか知っておくことは重要なこと。
そこで今回はインプラントのワンピース型って何か?についてご紹介します。1.インプラントのワンピース型とは?
インプラントのワンピース型とは、インプラント体とアバットメントが一体化しているものというのが特徴となります。手術回数が1回で済むため、体への負担が少ないことや治療にかかる期間が短いことがメリットとして挙げられます。
また、費用を抑えることができるので金銭的に不安を感じている方も手が出しやすいといった点も魅力となっています。2.強度は大丈夫なの?
インプラントをする上で術後の経過によってはインプラントが緩んでしまったり、固定されずに外れてしまうなんて方も中にはおられます。その点、ワンピース型による治療ではインプラント体とアバットメントが一体になっているので連結部分が外れてしまう恐れがない分、安心して利用することができるのも特徴となります。3.ワンピース型のデメリットは?
ワンピース型で治療を行うには、顎の骨の状態をチェックする必要があります。
仮に顎の骨の状態が手術に耐えられないと判断された場合には、治療が受けられない場合もあるので注意が必要です。また、万が一治療を行ってもアバットメントやインプラント体に異常があれば、一式交換する必要があります。
このように人によっては手術ができない場合やトラブル発生時には一式交換が必要になるなど対処が大掛かりな点に注意が必要と言えるでしょう。まとめ
インプラントのワンピース型は1回の手術で良いことから、患者様への負担が少なくて済むといったメリットが挙げられます。また、アバットメントとインプラント体がしっかりと結合することで、緩む可能性もなく、安定して長期的に利用できる点が挙げられるでしょう。
ただし、人によっては顎の状態を見て手術ができないケースやトラブル発生時には一式交換が必要なるためリスクも理解をした上で選択することが大切と言えます。また、患部の状態や予算も人によって違いがあるのでそれらを総合的に検討した上でよく医師と相談して治療を進めていくようにしましょう。 -
26.インプラントのツーピース型って何?
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インプラント治療において、アバットメントがインプラントと一体化しているのが「ワンピース型」と呼ばれ、それに対してインプラント体とアバットメントが分離しているものが「ツーピース型」と呼ばれています。それらの区別にはどのような違いがあるのか?については調べていてもわかったようで今一つ理解できないという方も少なくありません。
そこで今回はインプラントのツーピース型とは何か?についてご紹介します。1.インプラントのツーピース型とは?
ツーピース型とは、インプラントとアバットメントをそれぞれネジで連結して止める方法となります。
装着する部品が2つあり、1回法と2回法のどちらでも対応することが可能となっています。
このツーピース型には、顎の骨が痩せている方や審美性を求めている方などでも適用できるのが特徴となっており、その適用範囲の広さはワンピース型と比べて大きな違いとなっています。お口の状態と治療経過を鑑みて、複数あるアバットメントを選択して連結をするので人工歯の形態にもそれぞれ対応することができます。2.ツーピース型のメリットは?
インプラント部分に強い衝撃を受けた場合に懸念されるのがインプラント体が折れてしまうこと。その点、ツーピース型であれば、2つの部品を使用していることから、衝撃を受けたアバットメントが折れることによってインプラントと骨へのダメージを避けられるので、致命傷を受けずに対処できることが挙げられます。
他のやり方であればまず、インプラント体などが折れてしまい一式交換など大きな手間と労力が必要となってしまう点では、ツーピース型は大きなメリットといえるでしょう。3.ツーピース型のデメリットは?
ツーピース型で2回の外科手術を要した場合には、患者様への負担が大きくなることが懸念されます。ワンピース型なら1回の手術で済むところ、ツーピース型は部品が多いので手術回数が2回になることもあり、費用もその分増えてしまいます。
また、人工歯を入れるまでの工程が複雑となっているので、治療期間も長くなりがちな点で、時間に余裕を持って治療に当たる必要があると言えるでしょう。まとめ
インプラントのツーピース型なら強い衝撃を受けた場合でもインプラントと骨の結合部へのダメージを避けることができる構造となっているので、致命傷を避けられる点が特徴となります。ワンピース型と比較されることもありますが、その大きな違いは治療が適用できる範囲がツーピース型は広いため、顎の骨がたせている方や審美性を求める方にぴったりの方法となっています。
もちろん短所もあるので総合的に判断しながら治療に進んでいくと良いでしょう。 -
27.インプラントと差し歯はどう違う?
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「インプラントは人工歯をつけること」「差し歯も人工歯を歯茎に装着すること」ですが、それぞれ同じ人工歯をつけることには違いがありません。
でも、治療費だけでなく治療方法そのものに大きな違いがある双方において、改めてどのような違いがあるのか気になるところ。
そこで今回はインプラントと差し歯の違いについてご紹介します。1.インプラントとは?
インプラントとは、そもそも体内に埋め込む人工物を指す言葉であり、外科手術においてボルトを埋め込むこともインプラントに含まれます。
歯科治療におけるインプラントも同様に顎の骨にインプラント体を埋め込むことで人工的に歯根を作って歯を再建することができます。
つまり、インプラントを施す箇所には歯根が残っていない状態でなければいけないため、もし歯根が残って入れば抜歯を行ってインプラント体が埋め込まれるように術前に処置を施す必要が出てきます。2.差し歯とは?
差し歯とは、人工歯を欠損箇所に装着して補うものになりますが、その装着条件としてもともとの歯根が残っている必要があります。自分のもともとの歯根が残ってさえいれば、そこに土台を作って人工歯を装着することができるようになります。
抜歯をする必要がないため、インプラントに比べると治療は簡易なもので済む上、麻酔なども必要ないので体への負担も少なく済む点が特徴として挙げられます。3.保険の適用可否
インプラントは基本的には保険適用外となるため、ある程度のまとまった金額を用意しておく必要があります。その分、自由診療となるので人工歯の素材も優れたものが多く、審美性がよく見た目も綺麗な点が挙げられます。
一方で、差し歯は保険適用の場合、差し歯の素材は強度や審美性においてインプラントよりも損なわれてしまうのがデメリット。
もちろん差し歯でも保険適用外で良ければ自己負担がくは増えるものの、審美性の高い人工歯を装着することができるので患者様の選択肢に合わせて選ぶことができます。まとめ
インプラントと差し歯は、歯根の有無によって装着の可否が異なります。インプラントの場合は、歯根が必要ないため抜歯を行い治療箇所は何もない綺麗な状態にする必要があります。
一方で、差し歯の場合は歯根に装着するため、歯根がなければ差し歯を装着することができません。また、保険適用の有無にも違いがある点も注目すべき違いとなります。
それぞれの特徴を把握して、自分にあった治療方法を希望するようにしましょう。 -
28.スクリュータイプのインプラントとは?
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インプラント体には形状や種類において様々なものがあります。シリンダータイプやバスケットタイプの他に、主流となっているスクリュータイプなどインプラント体によって特徴が異なっています。そんな数あるインプラント体の中でも主流となっているスクリュータイプについて、特徴などが気になっている方も少なくありません。
そこで今回はスクリュータイプのインプラントについてご紹介します。1.スクリュータイプのインプラントの特徴
インプラント体の中でも最もオーソドックスな形状をしているのがスクリュータイプになります。見た目はネジのような形をしており、インプラント体と顎の骨が触れる面積が増えることからしっかりと安定して顎の骨と結合するのが特徴となります。
また、結合面が大きいほど、インプラントを強固に固定することができることから、他のシリンダータイプやバスケットタイプと比べても、スクリュータイプは最も用いられるインプラント体となっています。2.スクリュータイプのメリット
スクリュータイプのインプラント体は、人工歯がタバコや食事などにより変色してしまった場合や不意な事故や怪我によって人工歯が破損してしまった場合でも、交換しやすいところが特徴となります。簡単に交換処置もできるので長期的に見てもメンテナンスがしやすい点が特徴として挙げられます。3.スクリュータイプのデメリット
スクリュータイプのインプラント体は、どうしても時間の経過とともにネジが緩んでしまう可能性があるため、定期検診を通じてメンテナンスの必要があります。もちろんスクリュータイプ以外であっても定期検診はどの道に必要となるため、特段デメリットとして挙げるほどではないかもしれません。
それでもいざネジが緩んでしまった場合に慌てることがないように事前にメリットとデメリットを知っておくことで緊急時も落ち着いて対処することができるのがポイントとなります。まとめ
数あるインプラント体の形状の種類において主流となっているのがスクリュータイプになります。安定性が高く、強度もしっかりとしていることに加えて人口歯の交換も簡単にできることが特徴として挙げられます。
インプラント治療のほとんどでスクリュータイプが採用されているので、カウンセリング時にも耳にする機会が多いかもしれません。長期的な目で見ても最も安心できるインプラント体となっています。 -
29.シリンダータイプのインプラントとは?
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インプラント手術と一言にいっても形状や種類によって違いがあります。また人工歯においてもセラミックなどハイブリットタイプなどによっても金額だけでなくメリットやデメリットにも違いがあります。インプラント自体でも大きく3つ種類がありそれぞれに違いや特性があります。
そこで今回はインプラントの種類の一つであるシリンダータイプのインプラントについてご紹介します。1.シリンダータイプのインプラントってなに?
このシリンダータイプのインプラントの特徴は、ネジがついていない円筒形をした形状になります。ハンマーでこの器具を打ち込みながら顎のほねに埋め込む方法となっており、患者様からすると不安や恐怖心を抱く人もおられます。顎の骨に打ち込むこと自体は容易にできるのがメリットではあるものの、表面積は他のタイプと比べて小さくなるため、安定感そのものが低くなる場合もあります。
また、患者様の負担も大きいとされており、現在では一部でしか採用されてない方法となっています。2.シリンダータイプは複数回の手術が必要
インプラント体の形状の種類について、主要なものの一つであるシリンダータイプですが、施術を受けるためには2回ほどの手術が必須となっています。
手術の度に局所麻酔が必要になる上、手術そのものの緊張感や不安感などがあるため、患者様の負担や疲労も大きくなってしまいます。そのため、現在ではインプラント体の形状の種類は複数あるため、患者様にとってベストなものを医師は検討し治療計画を立てるようになっています。まとめ
インプラント手術における形状の種類ではスクリュータイプと並ぶ存在になるのがシリンダータイプとなります。
このシリンダータイプはネジについていない円筒型のインプラント体となっており、なんとハンマーで打ち込みながら顎のほねに埋め込んでいくタイプとなっています。患者様にとってはハンマーで打ち込まれる際の振動や治療光景に恐怖心を感じる方もおられます。もちろん局所麻酔を行っているのでほとんど痛みはないので、その点は不安に感じることがないものの2回以上の手術が必要なることで患者様にとっては負担の大きいタイプとなっており現在では一部でしか採用されいているものとなっています。
もちろんシリンダータイプには打ち込みがしやすいというメリットもありますので、患者様と医師と相談をしながらタイプを決めていくのも良いでしょう。 -
30.バスケットタイプのインプラントとは?
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インプラント治療により欠損した歯を補うことができますが、その種類や構造には様々なものがあります。
その中の1つであるバスケットタイプのインプラントについては、情報が少ないため「どんな特徴があるのか知りたい」という方もおられます。
そこで今回はバスケットタイプのインプラントとはどういうものなのか?についてご紹介します。1.バスケットタイプの特徴
バスケットタイプの特徴は、中心に空洞があるインプラント体を使用することが挙げられます。意図的に空洞になっている箇所には骨の一部を埋めることができるので、他のインプラント体よりも強度や耐久性の面でも優れていると言われています。
ただ、このバスケットタイプの治療を施すには高度な技術が必要となっており、あまり実用性がないことから現在では使用されている方法となっています。2.バスケットタイプの注意点
バスケットタイプは、外見がスクリュータイプに似ているものの、中だけでなく外側にも複数の穴があいており、空洞が何よりの特徴となります。
この穴に本来であれば骨を埋め入れる必要がありますが、背術者の技量が乏しい場合には、空洞に骨をしっかりと埋め入れられなかった場合には、インプラントそのものの強度が弱くなってしまい、場合によってはインプラント体が折れてしまうことがありますので、注意しておきましょう。3.現在であまり利用されていないバスケットタイプの理由
バスケットタイプは理論上では強度が大変優れているものの、やはり技術の良し悪しによってインプラント体そのものが折れてしまったりとリスクが付き纏います。そのため、リスクを犯すよりも他に安全かつ安心して治療に与える方法でアプローチする医師がほとんどであるため、現在では、バスケットタイプのインプラント手術は用いられないようになっています。まとめ
バスケットタイプのインプラントでは、中に空洞があるインプラント体を使用することで空洞部分に骨を埋め入れて強度を高められる点が特徴となります。
ただし、医師の技量が乏しい場合には埋め入れがうまくできずに、インプラント体が折れてしまうなどリスクがつきまとう点には注意が必要です。現在では、リスクのより低い方法でアプローチすることが多いことからバスケットタイプはほとんどの医師の間で利用されているものとなっています。患者様にとっても失敗は避けたいところなので安全安心な治療でアプローチしてもらえるのは良いと言えるでしょう。